28兵庫県 浄土寺

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所在地:兵庫県小野市浄谷町
アクセス:JR山陽線加古川駅〜バス
正式名称:浄土寺浄土堂(阿弥陀堂)じょうどじ じょうどどう (あみだどう)
国宝番号(指定日付):55号(昭和27年3月29日)

浄土寺浄土堂(「阿弥陀堂」とも言う)は重源によって建てられたもので、本尊として快慶作の阿弥陀三尊の巨像を安置する。堂は建久5年(1194年)に上棟し、同8年(1197年)に完成供養を行ったと記録されている。渡宋経験のあった重源は、大仏殿をはじめとする東大寺諸堂の復興や各地の別所寺院の建築に際し、当時の中国(宋)の最新式の建築様式を採用した。これが現代において大仏様(かつては天竺様とも呼んだ)と呼ばれる建築様式で、鎌倉時代以後の寺院建築に大きな影響を与えたが、重源が手がけた大仏様建築で現存するものは他に東大寺南大門と同寺開山堂のみである。
堂は方三間〈正面・側面とも1辺に柱が4本立ち、柱間が3つあるという意味)の単純な平面構成になるが、1つの柱間が約6メートルもあり、内部空間は広大である。屋根は宝形造(ほうぎょうづくり、四角錐状の屋根形)、本瓦葺きで、平面の大きさの割に立ちが低いことと、屋根の形づくる線にほとんど反りがなく直線的であることが特色である。比較的地味な外観に比し、堂内部は貫(ぬき)、梁(はり)などの構造材をそのまま見せたダイナミックな構成になっている。天井を張らず、屋根裏に空間をつくらず、構造材をそのまま見せて装飾を兼ねていること、貫(複数の柱を貫通する水平材)を多用することなどが大仏様建築の特色である。(浄土寺ウィキペディアHPより)


私的満足度「★★★」:ここは阿弥陀堂自体はどうということないのですが、その中に安置されている3体の阿弥陀像が夕日に照らされて浮かび上がるように見える様が圧巻です。そのような演出が出来るようこの建物を建てたということが「★3」です。夕日に照らされた阿弥陀像を見てそばにいたお婆さんが驚きの声とともに拝んでました。私もこのまま極楽へのお迎えが来たのかとうっとりしてしまいました。


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