所在地:大阪府岸和田市岸城町 アクセス:南海電鉄南海本線蛸地蔵駅〜徒歩 岸和田城は室町初期に、和泉国守護であった山名氏の一族により創築されたと言われる。その後は細川、松浦氏などに属し、戦国末期に入った小出秀政が城を修築、天守を築いた。小出氏の転封後は松井松平氏を経て寛永17年(1640年)に岡部氏が入り、明治に至るまで在城した。天守は落雷で焼失後再建されなかった。 廃藩後、城の建物はすべて払い下げ取り壊されたが、昭和29年に模擬天守が復興された。城跡の中心は岸和田城公園となり天守台をはじめとする石垣、堀が現存し、正確な復元ではないが天守や櫓が復興されている。 私的満足度「★★」:復興ものとはいえ堀、石垣、天守があります。(写真上)城の前に妙な石組みがありますが、恐れ多くもこの庭園は、重森三玲氏によるもので、諸葛孔明の「八陣法」をテーマに、大将を中心として、天・地・風・雲・龍・虎・鳥・蛇の各陣を配したのだそうです。 |
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