所在地:大阪市平野区平野上町1-7-26 アクセス:平野駅〜徒歩 文化財: 融通念仏宗の総本山で、大治(だいじ)2年(1127)鳥羽上皇勅願により良忍(りょうにん)上人が開基したと伝えられている。その後幾度かの火災により焼失したが、多くの文化財を残している。特に国宝の指定をうけている「毛詩鄭箋(もうしていせん)残巻」は寺伝では菅原道真直筆とされ、平安時代中期かそれ以前天平風の写経態(しゃきょうたい)を思わせるものがあるという。また、毎年5月1日~5日の間、阿弥陀教万部会菩薩来迎練供養(あみだきょうまんぶえぼさつらいごうねりくよう)、いわゆる「平野のおねり」も有名で、多数の人出で賑わう。 「万部おねり」:聖聚来迎会と阿弥陀経万部会が融合された融通念佛宗総本山大念佛寺最大の伝統行事の通称名です。 聖聚来迎会は無量寿経の中の「その人、寿(いのち)が終わる時にあたって、私は極楽浄土から二十五菩薩を従えて、その人を迎えに来るであろう」という阿弥陀仏の願いを具体的に表現した儀式であり、貞和五年(1349)3月15日「観音様の蓮台に乗り、阿弥陀如来のお導きに従って、生身のまま往生の本懐を遂げるまでの儀式を営んでみたい。聖聚来迎の様相を実際にこの眼で見、また世の多くの人々にも見ていただきたいものだ」と中祖法明上人自ら行者となり、臨終不退、一念往生、上品上生を遂げるまでの法明上人の堅固な意思により始まったことを起源としています。 「阿弥陀経万部会」は江戸時代第四十九世尭海上人の頃、「阿弥陀経を一万部読誦して、極楽往生と檀信徒の先祖供養」を願いとしてはじめられました。(大阪市HPほかより) 私的満足度「★★」:「万部おねり」のときに笑い飯の哲夫さんのお話が聞けるそうです。非常に大きなお寺でした。 |