所在地:京都市上京区七本松通今井川 アクセス:JR東海道線京都駅〜バス 正式名称:大報恩寺本堂(千本釈迦堂)だいほうおんじ ほんどう (せんぼんしゃかどう) 国宝番号(指定日付):194号(昭和27年3月29日) 正式名称は「大報恩寺」。貞久3年(1221年)に義空上人が本尊の釈迦如来像を安置し開山。本堂は国宝に指定されている。京洛最古の国宝建造物で、安貞元年(1227年)に創建され、応仁の乱にも焼けずに残った建物である。堂内には本尊釈迦如来坐像(行快)や十六弟子像10体(快慶)、六観音菩薩像(定慶)他、多数の鎌倉時代の重要文化財が残されている。毎年2月のお亀の福にあずかる「おかめ節分」や、12月の諸病封じ「大根焚き」では多くの人で賑わう。 「本堂」の前、右手(東側)に「おかめ塚」と呼ばれているかなり大きな宝篋印塔が建てられている。かつて、本堂を造営しているとき棟梁の長井飛騨守高次が貴重な柱の寸法を誤って切ってしまった。進退極まり途方に暮れていた高次を見て、妻の「おかめ」が一計を案じ、ある提言をした。この着想により、見事に本堂を落成させることができたが、上棟式の前日に妻の「おかめ」は自殺してしまった。女の入れ知恵で棟梁の任を果たしたということが世間に漏れては夫の恥と考え、すべてを秘密にするため、というのが自殺の理由であった。高次は妻の心情にうたれ、上棟式には御幣におかめの面を飾り、冥福を祈ったという。(YahooトラベルHPより) 私的満足度「★」:訪問してはじめて「おかめ」の事を知りました。 R2.11再訪。京都13仏の御朱印を頂きました。 |