所在地:京都市中京区二条通堀川 アクセス:地下鉄烏丸御池乗換東西線二条城〜徒歩 正式名称:二条城二の丸御殿、遠侍及び車寄、式台、大広間、蘇鉄の間 黒書院(小広間)、白書院(御座の間)にじょうじょうにのまるごてん、とおざむらいおよびくるまよせ、しきだい、おおひろま、そてつのま、 くろしょいん(こひろま)、しろしょいん(ござのま) 国宝指定75号(昭和27年3月29日) 桃山文化の粋が結集されている二条城は、慶長8年(1603)徳川家康が、京都御所の守護と将軍上洛の際の宿所として造営したのが始まりです。寛永3年(1626)3代将軍家光が後水尾天皇を迎えるために大改修を行い、現在の体裁を整えました。 二の丸御殿(国宝):桃山時代武家風書院造りの代表的なもので、城へ参上した大名の控室の「遠侍」・参上した大名が老中職と挨拶を交した「式台」・将軍が外様大名に対面した部屋で、慶応3年(1867)には15代将軍慶喜が大政奉還を発表し、徳川幕府265年の幕を閉じた歴史的な部屋でもある「大広間」・「蘇鉄の間」・「黒書院」・将軍の居間と寝室の「白書院」の6棟が立ち並んでいます。部屋数は33、畳は800畳余り敷かれています。 各部屋の襖絵は狩野派の手によるもので、部屋の目的に応じて描かれています。また欄間の彫刻、飾金具、長押(なげし)に打たれた花熨斗形(はなのしがた)の釘隠しなどは、金飾あざやかに豪華を極めています。(ウェブタウン京都HPより) 私的満足度「★★★」:訪問も便利な国宝・世界遺産・特別名勝です。じっくり鑑賞できます。 |