所在地:京都府綾部市睦寄町君尾 アクセス:JR山陰本線綾部駅〜タクシー 正式名称:光明寺仁王門 こうみょうじ におうもん 国宝番号(指定日付):165号(昭和29年3月20日) 光明寺:綾部市の中心部から東北方の睦寄町に君尾山があります。この山は標高581メートル、その中腹に真言宗醍醐派の光明寺があって1400年の法燈を護っています。寺伝によりますと、推古天皇七年(599)聖徳太子(574〜622)の開創、その後天武天皇の白鳳元年(673)役行者(小角)修験練行の道場とし、醍醐天皇の延喜年中(900年頃)醍醐寺開祖である弘法大師(774〜835)の御孫弟子にあたる聖宝理源大師(832〜909)が秘教の大道場として中興されたといいます。 光明寺の最も栄えたのは恐らくこの平安時代から鎌倉時代へかけての時期で、山上山下七十二坊の大寺院を形成していたものと思われます。 光明寺二王門(国宝):寺伝では白鳳八年(680)の建立としている二王門は昭和25年からの修理によって鎌倉時代の建築であることが確認されました。修理は永年風雪に堪えて来たため大破寸前の状況で解体修理が行われました。昭和27年10月竣工をとげた二王門は、三間一戸(柱間三、戸口一)二重門、入母屋造、栩葺で、昭和29年国宝に指定されました。(綾部の文化財を守る会HPより) 写真上:正面から、写真下:裏から撮影 私的満足度「★★」:国宝巡りをする上でおそらく投入堂についで訪問困難な場所にあります。綾部駅から仁王門をみて、最終、綾部温泉まで結局7500円タクシーに乗りました。 |