26京都府 清水寺阿弥陀堂



所在地: 京都市東山区清水一丁目 清水寺山内

アクセス:京都駅〜バス

世に「清水の舞台」と親しまれる国宝・清水寺本堂の舞台から東に望まれる大堂が阿弥陀堂です。堂内の鏡天井には極楽の妙音鳥・迦陵頻伽(かりょうびんが)が飛翔し、如来形の千仏を配し阿弥陀浄土の世界を表す豪華な光背を背にして、丈六の阿弥陀如来坐像が安座します。ここで鎌倉時代の初め、法然上人が僧衆に戒の条目を読み聞かせ、犯した罪を懺悔(さんげ)させる説戒(せっかい)を行い、併せて阿弥陀如来の本願を頼んで念仏すれば、往生極楽は疑いないことを教え説きました。すると随喜した清水寺大勧進沙弥(だいかんじんしゃみ)の印蔵(いんぞう)は深く弥陀の本願を信じ、不断常行三昧念仏(ふだんじょうぎょうざんまいねんぶつ)を始め、寺僧はじめ数知れない比丘・比丘尼が結縁したのでした。その様子は『法然上人行状絵図』に描かれています。時に文治4年(1188)5月15日のことで、わが国最初の常行念仏でありました。当時、この阿弥陀堂は「滝山寺(りょうせんじ・たきやまでら)」と呼ばれ、その名前の由来は、清水寺開創の起源となった音羽の滝の山手に位置しているからです。(法然上人25霊場HPより)

私的満足度「★★」:洛陽33観音の御朱印5種類をもらうことに集中し、ここの御朱印を貰い忘れてしました。



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