所在地:京都市東山区清水一丁目317 アクセス:清水寺本殿裏すぐ 地主神社の創建年代は神代(かみよ:日本の建国以前)とされ、近年の研究により「恋占いの石」が縄文時代の遺物であることが確認されました。 811年(弘仁2年)に嵯峨天皇が行幸された折には、地主桜の美しさに三度車を返され、「御車返しの桜」の由来となりました。970年(天禄元年)円融天皇、1082年(永保2年)には白河天皇が行幸され、地主神社の歴史とご神威の貴さを物語っています。 現在のご社殿は1633年(寛永10年)、徳川三代将軍家光公により再建されました。本殿は入母屋造りと権現造りの様式を兼ね備えた桧皮葺極彩色の華麗優美な建築で、双堂という奈良時代の様式をも今に伝え、拝殿・総門と共に国の重要文化財に指定されています。特に、ご社殿内部の華麗な極彩色模様は、平安朝の優雅さと桃山文化の雄大さを巧みに取り入れた彩色で、比類のない見事さです。地主神社では、社殿と境内地全域が国の重要文化財に指定され、世界文化遺産に登録されています。(地主神社HPより) 私的満足度「★★」:清水寺の本殿裏に派手な神社があり、修学旅行の学生さんが大勢群がっています。ここは清水寺の入場料を払わないと来れない立地です。どうやら明治の神仏分離以前は清水寺の鎮守社だったようです。 |