所在地:京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町
アクセス:京都駅~市バス
通称 嵯峨の虚空蔵さん
嵐山の中腹に位置する法輪寺は長い歴史があります。
およそ1300年前の和銅6年(713年)に元明天皇の勅願により行基菩薩が創建したのがはじまりです。清少納言の『枕草子』では、京都の代表的な寺院として挙げられ、本尊のご利益は『今昔物語』にも描かれています。幕末の禁門の変によりお堂の大半が焼失してしまいました。その後、お堂や山門、多宝塔が再建され現在に至っています。
古来より、数え年十三歳に成長した男女が、成人の儀礼として法輪寺に参拝しました。十三歳の厄難を払い、智恵を授けていただけるように虚空蔵菩薩に祈願します。
難波より 十三まゐり 十三里 もらひにのほる 智恵もさまざま
の歌で知られるように、江戸時代の中頃から京都のみならず近畿一円からのお参りが一般に広がりました。(法輪寺HPより)
私的満足度「★★」:花が素敵に咲いていました。良さげな多宝塔があるのですが、変な覆いで囲まれており見ずらいでした。
|