所在地:京都市東山区林下町 アクセス:JR東海道線京都駅〜バス 正式名称:華頂山知恩教院大谷寺 知恩院三門(ちおんいんさんもん)、本堂(御影堂)(ほんどう(みえいどう)) 国宝指定日付:平成14年4月19日 三門と本堂が平成14年に国宝に指定された。建造物の国宝指定は,正倉院,瑞龍寺以来のおよそ10年ブリのことである。 一般には寺院の門を称して「山門」と書くのに対し、知恩院の門は、空・無相・無願という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門)の意味で、「三門」と書きます。 元和7年(1621)、徳川二代将軍秀忠公によって建立されたもので、高さ24メートル、横幅50メートル、屋根瓦約7万枚。その構造・規模において、わが国現存の木造建築として最大の楼門です。 上層部(楼上)内部は、仏堂となっており、中央に釈迦牟尼仏像、脇壇には十六羅漢像が安置されているほか、天井や柱、壁などに天女や飛龍が極彩色で描かれていて、荘厳な雰囲気を備えています。 三門をくぐり、急な石段の男坂を登りきると、左手に巨大な屋根を持つ雄大な建築物が見えます。俗に「大殿(だいでん)」と称するこの建物は、元祖法然上人の御影(みえい)をまつることから、「御影堂(みえいどう)」の名を持ち、総本山知恩院の中心をなすお堂です。 寛永16年(1639)徳川三代将軍家光公によって再建されたもので、建築様式は唐様を取り入れた和様、大きさは、奥行35メートル、間口45メートル。周囲に幅3メートルの大外縁をめぐらすというスケールの大きさとなっています。(知恩院HPより) 私的満足度「★★」:巨大です。お庭も立派でした。 |