25滋賀県 金剛輪寺
| 所在地：滋賀県愛知郡秦荘町大字松尾寺 アクセス：ＪＲ東海道線河瀬駅〜バス 正式名称：松峯山金剛輪寺本堂（こんごうりんじ ほんどう） 国宝番号（指定日付）：８２号（昭和27年11月22日） 湖東三山の一つで、奈良時代に聖武（しょうむ）天皇の勅願により行基が開山した天台宗の寺院。本尊は行基の作と伝えられます。また、源義経（みなもとのよしつね）が義仲追討の武運必勝を願い太刀を寄進したり、北条時宗が佐々木頼綱に命じて元軍降伏の祈願をしたといわれます。 山門から本堂までサツキに囲まれた石段が続き、山岳城郭であったころの趣を今なお残しています。石段を登りつめたところに、当時の僧の機智により織田信長の焼き打ちによる焼失の難を免れた本堂大悲閣、三重塔、二天門があります。本堂大悲閣は、鎌倉時代の和様建築の代表とされ、国宝に指定されています。本堂前にある二天門は室町時代の建立で、最初、八脚門と呼ばれる楼門でしたが、江戸時代に二階部分が取り壊され現在の形になりました。三重塔は大悲閣（だいひかく）より古いものですが、荒廃したままとなっていたため、昭和49年（1974）復元されました。 ツツジやシャクナゲの名所としても知られ、山門脇に塔頭の常照庵（じょうしょうあん）が草むらに埋もれ残っていて、寺宝にも見るべきものが多いです。また、厄除けのかぶら汁が接侍される初観音や、大きな数珠（じゅず）を回して念仏を唱える千体地蔵盆など有名な行事もあります。（滋賀県観光情報ＨＰより） 私的満足度「★★」:本堂も素晴らしいですが脇の三重塔も見応えあります。さらに庭園も見事です。ここの難点は山城なみに登山させられることでしょうか。 |
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