所在地:滋賀県湖南市石部町西寺 アクセス:JR草津線甲西駅〜バス 正式名称:阿星山常楽寺本堂・三重塔(じょうらくじ ほんどう さんじゅうのとう) 国宝番号(指定日付):113号・114号(昭和28年3月31日) 湖南三山の一つ JR石部駅の南東約3.2kmにある天台宗の寺院。東方にある長寿寺(ちょうじゅじ)の「東寺」に対して、一般に「西寺」の呼び名で親しまれています。 奈良時代中期に良弁(ろうべん)が開いた「阿星山五千坊(あぼしやまごせんぼう)」の中心であり、平安時代初期には長寿寺とともに歴代天皇の尊崇が厚かったといいます。 山門に続く広い境内の木立の参道の奥に、国宝指定の和様の大きな本堂がどっしりと立ち、古寺らしい落ち着いたたたずまいを見せています。現在の本堂は、南北朝時代に再建されたもので、中央には秘仏の木造千手観音坐像が安置されています。また、本堂横の石段を登ると、すぐれた形姿の三重塔があり、背後の樹林が美しい調和を見せています。 寺宝である仏涅槃図(ほとけねはんず)や源信(げんしん)が描いたといわれる浄土曼荼羅図(じょうどまんだらず)、良弁が愛用したと伝えられる錫杖(しゃくじょう)などは、いずれも国指定の重要文化財で、建造物・彫刻・絵画・工芸品と多彩な古文化財が多くあります。(滋賀県観光情報HPより) 私的満足度「★★★」:湖東三山に対抗して(?)、数年前から湖南三山という形で売り出し中です。どこのお寺も熱心さが伝わりとっても良かったです。 |