25滋賀県 日吉大社

フレーム

所在地:滋賀県大津市坂本
アクセス:JR湖西線比叡山坂本駅〜徒歩
正式名称:日吉大社西本宮本殿・東本宮本殿(ひえたいしゃ にしほんぐう ほんでん・ひがしほんぐう ほんでん)国宝番号207・208号(昭和36年4月27日)

全国各地にある3,800余りの「山王(さんのう)さん」の総本宮。比叡山の手前、八王子山(牛尾山・378m)の麓にあります。 「山王七社」「山王二十一社」ともいわれ、他に例を見ないほど摂社・末社が多くあります。創祀は古事記に記されるほど古く、地主神である大山咋神(おおやまくいのかみ)とその妻、鴨玉依姫神(かもたまよりひめのかみ)を祀ったのが始まりです。その後、延暦寺の発展とともに整備されました。 境内は、東本宮と西本宮の2区域からなります。東本宮は、境内西にそびえる神体山の八王子山(378m)に鎮座する大山咋神を祀ったものです。山頂には金厳石(こがねのおおいわ)と呼ばれる磐坐(いわくら)があり、牛尾宮、三宮宮などがあります。西本宮は大津京遷都にあたって奈良県の三輪山より大己貴神(おおなむちのかみ)を勧請したもので、西本宮のほか、宇佐宮、加賀の一宮である白山比め神社から勧請した白山宮などがあります。東本宮・西本宮ともに本殿は日吉造(ひえづくり)といわれる特殊な建築で、国宝です。このほか、石の橋で重要文化財に指定されたのは珍しいといわれる日吉三橋(ひよしさんきょう)、猿の彫刻のある朱色の西本宮楼門、山王の「山」という文字を表した山王鳥居など、重要文化財が多くあります。社殿は、大半が室町時代後期から江戸時代初期の建立です。 大宮川の渓流が流れる景観のよい森に、見事な建築美を誇る数多くの社殿が散在し、特に秋は、周囲の紅葉に壮麗な社殿が映えてさらに美しい眺めになります。また、「山王さん」と呼ばれて広く親しまれている例祭(山王祭)は、湖国三大祭の1つです。3月の第1日曜・27日・30日、4月3日・12日から15日に行われ、特に、4月13日の宵宮落し神事は「けんか祭」の異名をとるほど勇壮で迫力があります。(滋賀県観光情報HPより)

私的満足度「★★」:オフシーズンに訪問しましたが、ここは紅葉の時期にゆっくり再訪したい場所です。

平成29年5月、御朱印を頂きに参拝。




目次にもどる
直線上に配置