25滋賀県 日牟禮八幡宮



所在地:滋賀県近江八幡市宮内町257

アクセス:JR近江八幡駅〜バス

文化財:安南渡海船額、他

應神天皇6(275)年、天皇が近江に行幸されました。その際奥津島神社に参詣され、還幸の折に宇津野々辺(社の近辺と見られる)にて御少憩になり、当地に御座所が設けられました。年を経た後、その御仮屋跡に日輪の形を2つ見るとの奇端があり、祠を建てて「日群之社八幡宮」と名付けられました。持統天皇5(691)年には藤原不比等が参拝し、詠んだ和歌に因んで比牟礼社と改められた旨も伝えられています。

 そもそも日牟禮社の社名は、日觸の転とする説があり、和珥・日觸使主に由来します。日觸使主を始めとする和珥氏は、應神天皇に深い縁故を有し、同族の櫟井氏とともに江州(=現在の滋賀県地方)土着の氏族です。古来わが国の各地に分布していた氏族の多くは、その祖神あるいは紙祇を奉祀していました。この一般例に鑑みると、当社は同族の人びとがその祖神を祀る斎場に、縁故深い八幡大神を合祀したものと考えられます。

 古くからこの神社は八幡商人の信仰を集め、左義長、八幡まつりは全国的に有名です。

社宝にはベトナムまでその活躍場を求めた八幡商人の代表格西村太郎右衛門が奉納した「安南渡海船額」をはじめ、重要文化財が多数あります。

また、例年3月に「左義長まつり」4月に「八幡まつり」が開催されます。日牟禮八幡宮HP等より)

私的満足度「★★」:ここからロープゥエイに乗ってお城見物することを主目的に訪問。JR駅名「近江八幡」の八幡様なのでしょうね。



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