所在地:滋賀県大津市坂本本町 アクセス:京阪石山坂本線坂本駅〜ケーブル 正式名称:延暦寺根本中堂(えんりゃくじ こんぽんちゅうどう)国宝番号111号(昭和28年3月31日) 延暦4年(785)、伝教大師最澄は比叡山に上り草庵を結びましたが、その三年後には一乗止観院を創建し、ここを鎮護国家の根本道場と定めました。これが今日の根本中堂です。 以後、慈覚大師円仁・智証大師円珍や慈恵大師良源の時代とともに整備され、盛時には三塔十六谷三千坊といわれる大寺院に発展しました。しかし、織田信長の焼打ちにあって大多数を焼失し、現存する建造物はほとんどがその後の再建です。 三塔とは東塔・西塔・横川(よかわ)をいい、主な伽藍として東塔には、本尊薬師如来を安置する根本中堂を中心に、大講堂・戒壇院・明王堂・大師堂・伝教大師廟である浄土院などの建物があります。西塔には釈迦堂を中心に、にない堂・黒谷青竜寺等があります。釈迦堂は転法輪堂ともいい、もとは大津の園城寺の弥勒堂金堂でしたが、豊臣秀吉が文禄4年(1595)に山上に移築したと伝えられています。横川には、円仁が創建した横川中堂(首楞厳院)を中心に、元三大師を祀った四季講堂、恵心院、安楽律院等があります。 比叡山は日本仏教の宗家ともいうべきもので、法然・日蓮・親鸞・道元など日本仏教の各宗の祖師がここで学び、あるいはここで出家得度しています。 また、比叡山の守護神として坂本の日吉大社があります。(天台宗HPより) 私的満足度「★」:オフシーズンの始発ケーブルカーで訪問。同乗者は全て延暦寺の職員の様子でした。雪道でつるつるしていたので早々に退散です。比叡山は時間をかけて隅々まで見たい所の一つです。(H20.12.28) 桜の季節に再訪。写真差し替え(H23.5.4) R6.11.27バスツアーに参加し横川地区に初訪問 |