熊の湯温泉(くまのゆおんせん) 源泉数: 泉温:63℃ 湯量:72リットル/分 温泉独特の硫黄の香りに、思わず期待が胸にふくらむ。志賀高原の最奥、標高1700メートルの場所に信州随一の名湯がこんこんと湧き出る。幕末の嘉永元年(1848年)、実地踏査をした松代藩士・佐久間象山が発見したと伝えられる温泉は、とにかくお湯の良さが自慢。白濁した緑色のお湯と硫黄臭が温泉気分を盛り上げ、体に絡みつくような硫黄の香りは数日間体から離れないとか。佐久間象山も「沓野日記」の中で、「手に浸してこれを試むるに、果してよき温泉なり」とその感動を記している。三好達治をはじめ多くの文人・画家にも愛されたアルプスの眺めと志賀高原。美しい自然の中で本物の温泉に出会う喜びを、ぜひとも味わってみたい。(ゆこゆこネットより) 入湯:熊の湯ホテル(日帰り)
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