所在地:高岡市伏木古国府770番
アクセス:伏木駅〜徒歩
正式名称:勝興寺本堂、大広間及び式台
国宝番号(指定日付):00242(2022年12月12日)
勝興寺は富山県高岡市伏木に所在する浄土真宗寺院で、富山湾を望む古代越中国府跡と伝わる台地上に境内を構える。本堂は、寛政7年(1795)の建立で、近世の大型真宗本堂として屈指の規模を誇り、江戸時代後期を代表する寺院本堂の一つである。大広間は、17世紀中期の建立で、浄土真宗の対面所の初期の形式から、式台玄関を付し、入側を取り込んで発展した過程をよく示す。本堂、対面所を完備した、本山に準じる寺院として破格の規模、形式を持ち、全国的にみても大型真宗寺院の典型となる。
また、我が国の社会に大きな影響を及ぼした浄土真宗が、畿内から北陸へ教線を拡大する中で、地域の拠点となった宗教施設として文化史的意義が深い。(勝興寺HPより)
写真上(本堂)、左下(大広間)、右下(式台)
私的満足度「★★★」:令和4年10月12日に開催された国の文化審議会において、令和3年3月に修復工事を終えた高岡市の勝興寺「本堂」と「大広間及び式台」の2棟が国宝指定の答申を受けました。伏木には一宮参拝にかつて来たことがあり、その帰りに当寺院の存在を認識。ただし時間が無かったことと拝観料が必要であったため、訪問していませんでした。
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