名称:月岡温泉(つきおかおんせん) 所在地:新潟県新発田市月岡温泉 アクセス;JR豊栄駅から車 泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性 低張性 高温泉) 源泉数: 泉温:50℃ 湯量: 現在の「月岡温泉発祥ノ地」の石碑付近の石油掘削中の井戸から50度を超える湯が湧き出した。本間周三郎氏がそこに共同浴場を建てたのが月岡温泉の始まりと言われている。共同浴場の隣に「青木館」が湯治宿を開業、続いて「浪花屋」をはじめとする湯治宿が数多く立ち並び、併せて「新喜久屋」などの自炊の為の商店も現れた(「旧湯」と称する)。 大正末〜昭和初期に新しく温泉を掘り当て、現在の足湯付近に二階建ての共同浴場を中心とする新湯温泉団地が整備される(「新湯」と称する)。従来の旧湯と併せて湯治場としての月岡温泉が出来上がる。その後、近代的温泉地としての発展に向け豊富な湯量を求め掘削を進め、昭和32年、それまで1つだった内湯旅館を、25の旅館を内湯完備とした。昭和61年には全旅館が内湯完備となる。 昭和34年、現在のホテル華鳳付近に「月岡ヘルスセンター」と県内初の動物園「行楽苑」がオープン。その後「月岡ランド(大動植物園)と月岡ヘルスセンター」と改称した。園内のグリーンステージでは、多くの著名な歌手が歌い、山口百恵やドリフターズなども出演し活況を呈し、新潟県内外から来る多くの家族連れで賑わうようになる。現在でも唄われている「月岡小唄」や「月岡よさこい」は、この頃作られ、昭和初期より集まり始めた芸妓の数も昭和50年代には150名を超えた。 上越新幹線や高速道路の開通に合わせて「大越後かかしの祭典」など、様々な観光イベントが催され、団体旅行ブームもあり、平成10年度には年間入込数が78.5万人と月岡温泉開湯以降最大となる。 その後、団体旅行から個人旅行へ旅行志向も変化し、入込数は減少する。増加する個人旅行客へ向け、新潟県内の全酒蔵の酒が楽しめる「越後の酒天湯子」や「恋人の聖地プロジェクト」などを開催。「足湯広場」「石畳通り」の整備などの事業も進められている。近年では「世界の鍋グランプリ」や「SPA SONIC」なども開催されている。(ウィッキペディアより) |