13東京都 正福寺

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所在地:東京都東村山市野口町4−6−1
アクセス:西武新宿線東村山駅〜徒歩
正式名称:金剛山正福寺地蔵堂(しょうふくじ じぞうどう)
国宝番号(指定日付):39号(昭和27年3月29日)

この正福寺千体地蔵堂は、都内唯一の国宝建造物です。地蔵堂本尊及び小地蔵尊像は、市指定文化財となっています。
 千体地蔵堂は、鎌倉円覚寺舍利殿とともに唐様建築を代表する建物です。波形欄間(なみがたらんま)、花頭窓(かとうまど)、屋根の反りなどに特徴があります。昭和八年〜九年に屋根の茅葺きをこけら葺きに改修した際に発見された墨書銘により、室町時代の応永一四年(一四〇七)の建立とわかりました。寺の縁起では鎌倉幕府の執権北条時宗が鷹狩りの際病気になり、夢の中で地蔵菩薩からもらった丸薬で病が治ったことから地蔵堂を建立したといわれています。
 地蔵堂本尊は、昭和四八年の修理のとき文化八年(一八一一)、江戸神田須田町万屋市兵衛弟子善兵衛と書かれた墨書銘が発見されました。
 また小地蔵尊像については、江戸時代の地蔵信仰が盛んなとき、多くの小さな地蔵尊の木造が奉納され、堂内の天井に近い長押(なげし)に置かれ、(写真参照)(案内板の写真のことです:律之注)千体地蔵堂の名もここに由来します。祈願する人は、小地蔵尊像を一体借りて、家に持ち帰り、願いが成就すれば別に一体添えて奉納するというもので、像の裏側には祈願者の名前や年号が入っており、大きさは十cmから三十cmほどのもので正徳四年(一七一四)から享保一四年(一七二九)のものが多く、奉納者は、地元は勿論、所沢・国分寺・小金井などに及んでいます。(東村山市教育委員会HPより)

私的満足度「★」:東京で唯一の国宝です(21年10月に迎賓館が追加されましたので現在は2つ)。仕方無いのかもしれませんが誰もいませんでした。


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