11埼玉県 妻沼聖天山歓喜院

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所在地:埼玉県熊谷市妻沼1627
アクセス:JR高崎線・熊谷駅〜バス
正式名称:妻沼聖天山歓喜院(めぬま しょうてんざん かんぎいん) 聖天堂 1棟
国宝番号(指定日付): 平成24年7月9日


平成24年5月18日(金曜)に国の文化審議会から文部科学大臣に答申がなされ、妻沼聖天山の本殿である「歓喜院聖天堂」が、国宝として指定されることになりました。
 歓喜院聖天堂は、享保20年(1735)から宝暦10年(1760)に掛けて、林兵庫正清及び正信らによって建立されました。これまで知られていた彫刻技術の高さに加え、修理の過程で明らかになった漆の使い分けなどの高度な技術が駆使された近世装飾建築の頂点をなす建物であること、またそのような建物の建設が民衆の力によって成し遂げられた点が、文化史上高い価値を有すると評価されました。
 日光東照宮の創建から百年あまり後、装飾建築の成熟期となった時代に、棟梁の統率の下、東照宮の修復にも参加した職人たちによって、優れた技術が惜しみなくつぎ込まれた聖天堂は、「江戸時代建築の分水嶺」とも評価され、江戸後期装飾建築の代表例です。
 この度の国宝指定は、本県の建造物として初の栄誉であり、昭和25年の文化財保護法の制定以降、熊谷市においては初めての国宝指定となります。(熊谷市HPより)

私的満足度「★」:5月18日の答申の報道を受け、好天でもあったので26日に訪問しました。熊谷ですから暑くなる前に訪問しなければなりません。同目的の年寄り(私もそうかもしれませんが、平均年齢は優に70は超えていたと思われる)で熊谷駅からのバスは満員でした。左甚五郎作とされる彫刻が見事です。



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