住所:栃木県日光市山内 アクセス:JR,東武日光駅〜バス 正式名称:昭和26年6月9日指定第32〜36号@東照宮本殿、石の間及び拝殿(とうしょうぐう ほんでん、いしのま はいでん)、A東照宮正面及び背面唐門(しょうめん はいめんからもん)、B東照宮東西透塀(とうざい すきべい)、C東照宮陽明門(ようめいもん)、D東照宮東西廻廊(とうざい かいろう)E昭和27年11月22日指定第103号、輪王寺大猷院霊廟(りんのうじ たいゆういん れいびょう) 現在の社殿群は、そのほとんどがご鎮座から20年後の寛永(かんえい)13年(1636)に建て替えられたものです。陽明門(国宝)など55棟、その費用は、金56万8千両、銀百貫匁、米千石(『日光山東照大権現様御造営御目録』より)を要し、ご造営の総責任者には秋元但馬守泰朝(あきもとたじまのかみやすとも)、工事や大工の総責任者には大棟梁甲良豊後宗広(こうらぶんごむねひろ)があたり、わずか1年5ヶ月の工期で完成しました。 境内の特徴は、自然の地形を生かした参道や階段を用い、バランス良く配置された社殿群が荘厳な宗教的空間をつくりだしていることにあります。さらに建物には、漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られていますが、これらは単なるデザインではなく、信仰形態や学問・思想があらわされています。 また、これらの社殿群は平成11年12月「世界文化遺産」に登録されました。 @御本社(ごほんしゃ):本殿・石の間・拝殿からなり、東照宮の最も重要なところです。例祭をはじめ、年中の祭典が斎行されます。また拝殿左右には、「将軍着座の間」・「法親王着座の間」があります。 A唐門(からもん):全体が胡粉(ごふん)で白く塗られ、「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など細かい彫刻がほどこされています。 C陽明門(ようめいもん):日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。 D廻廊(かいろう):陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。 E大猷院霊廟:天平神護二年(766年)に、日光開山の祖である勝道上人が神橋そばに四本竜寺を創建したのが発祥と称されています。家光公を奉った大猷院霊廟など数多くの堂宇を総称し、輪王寺と呼びます。(日光観光協会HPより) 私的満足度「★★」:さすがは日光です。小学生の初訪問以降何度も訪問してますが、あらためて見ると建物に施されている細工(彫刻)も見応え満点です。 H30.6.13再訪。御朱印追加。左下は鳴き龍のある薬師堂のもの。 |
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