03岩手県 中尊寺

フレーム

所在地:岩手県西磐井郡平泉町字衣関
アクセス:JR東北本線平泉駅〜徒歩
正式名称:中尊寺金色堂(ちゅうそんじ こんじきどう)
国宝番号(指定日付):1号(昭和26年6月9日)

 天治元年(1124)の造立で、中尊寺創建当初の唯一の遺構です。皆金色の阿弥陀堂で、まず、内部の装飾に目をうばわれます。四本の巻柱や仏壇(須弥壇[しゅみだん])、長押し[なげし]まで、白く光る夜光貝の〈らでん〉細工・透かし彫りの金具・漆の蒔絵と、お堂全体があたかも一つの工芸品の感がします。仏像は、ご本尊阿弥陀如来、その前に蓮を持っているのが観音・勢至菩薩[せいしぼさつ]。左右に三体ずつ列立する地蔵菩薩、みな円満な相好です。最前列が持国天[じこくてん]と増長天[ぞうちょうてん]です。そして中央の須弥壇の中に清衡公、向かって左の壇に二代基衡公、右に三代秀衡公の御遺体と泰衡公の首級が納められているのです。(中尊寺HPより)

私的満足度「★★★」:中尊寺金色堂は、高蔵寺阿弥陀堂(宮城県角田市)と白水阿弥陀堂(福島県いわき市)と共に東北3大阿弥陀堂のひとつに数えられています。いや〜紅葉の中尊寺は素晴らしかったです。螺鈿細工も凄いです。


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