平磯温泉(ひらいそおんせん)
所在地:北海道小樽市桜1丁目1番地
アクセス;JR小樽築港駅〜タクシー
泉質:ナトリウム一硫酸塩・塩化物泉
源泉数:1
泉温:51.3℃
湯量:43リットル/分
「北の春は鰊で明ける」とうたわれ、北海道の西海岸一帯が押し寄せる鰊漁で大いに賑わったのは江戸時代から明治、大正、昭和初期にかけてのこと。北海の波濤に挑んだ各地の大網元は、その威光を誇るかのように豪壮な居を構えました。その隆盛最中の1900年(明治33年)、余市の大網元、猪俣安之丞氏が築造した個人邸宅が銀鱗荘のはじまり。以来約120年、銀鱗荘は現存する数少ない鰊御殿のひとつとして、また希少な宿泊できる鰊御殿として変わらぬ雄姿で北の海に繰り広げられた栄華の歴史を今も伝えます。
せり上がった庇が印象的な銀鱗荘。創建者である猪俣家が故郷越後から招聘した宮大工・米山仙蔵の普請によるもので、随所に練達の伽藍師ならではの巧緻極める美しさが光ります。建築素材には、とど松、せん、たも、栗などの高級木材を厳選し、正面の腰羽目には、輸送手段も未発達な時代に外国から取り寄せた大形花崗岩を用いるなど、目立たぬ所にまで可能な限りの贅をつくした網元の心意気が伝わります。ステンドグラスや、細部にまでこだわった数々の欄間など、明治・大正期の小樽を偲ばせる意匠に目を見張ることでしょう。(銀鱗荘HP等より)
入湯:銀鱗荘(宿泊)
私的満足度「★★★」:ついに憧れの銀鱗荘に宿泊かないました。部屋に案内されると畳の上に厚さ約40センチの布団が敷いてありました。枕の高さまでおよそ70センチくらい。建物内はどこも素晴らしく、温泉、食事もアメニティも最高のものばかりでした。2018年ニトリの所有となる。
|