『ルーメル神父 来日68年の回想』 
Memories of 68 years in Japan






クラウス・ルーメル
Klaus Luhmer
赤羽孝久
〔編〕
         学苑社


    目 次
 
  編者まえがき
第一部 回想
生まれ故郷--父と母 新たな大学新聞ができる
幼児時代、クリスマスの思い出 フルートとピアノ
いじめっ子 「水泳絶好の地」の意味は
ヒトラー・ユーゲント 大学紛争に巻き込まれる
イエズス会に入会 副学長に就任
お金よりも大切なもの モンテッソーリ教育法と出会う
三人の仲間と日本へ 子どもたちの発達を助ける
日本到着と名前の変更 特別養護老人ホームとの関わり
強制入院の顛末 前立腺肥大に手術
空襲による東京の被害 再び募金活動に走る
原爆、四キロ地点で遭遇 第2部 随筆
広島市内に入り、上司を救出 未知の世界を切り開く教育
敗戦、アメリカへ留学 戦争と子どもたち
ニューヨークで恐喝に遭う 核の根絶は教育から
尊敬する師との出合い 思想・民族を越えて世界は一つに
大神学校院長に任命される 良い環境を作るために
上智大学、男女共学に 男女別学のすすめ
上智学院のの院長・理事長になる 寛容の心を涵養する
理工学部をつくる いつか貴方も老人になる
アデナウアー独首相との出合い 良心の声とは
名実ともに総合大学へ 真の自由とは何か
日本での募金活動 精神文化と技術文明の均衡
理工学部の開学 教育問題を考える
真田堀グラウンドと秦野の用地 ECの行方
消えた「医学部」の夢 おわりに
学生たちと、ともに生きる 略歴
理事長を退任、観光地での出来事 業績