2人でやっほー・アメリカ ワシントン州
シアトル・イサクア
2004/9/6〜14


vol.1  9/6〜9/8

 9.6 Mon  

9日間の旅へ出発。荷物は普通サイズのスーツケース1つにまとめました。黒いのは夫の大事なゴルフバッグケース。成田空港近くのNew USAパーキングに車を預けました。我が家の最寄り駅はまだ階段しかないので、大きい荷物の時は不便ですから、やはり車移動にして正解でした。
   
ユナイテッドのエコノミープラスという、エコノミーだけど少し広い席がとれました。機内はすごく乾燥していますね。 クシャミと鼻水がひどく、まったく眠れません。もちろん横にいる人にも迷惑かけました。ごめん、夫。
8年前に一度シアトルへ行きましたが、その時は一人で飛行機に乗るのが初めてで舞い上がってたし、右も左も外国の人でとても心細かったです。農作物は持ち込めないことを知らず数日前に懸賞で当てた梨をひとつバッグに入れていたのですが、途中で気づきドギマギ。言葉がわからないので面倒になっては困ると思い、素直に梨を持っていることを申告したら情け容赦なくゴミ箱へドサッと捨てられちゃいました。
その時はもう一つドギマギがあって、10月末ですでにシアトルは雨の季節、その日は濃霧のため急遽カナダのバンクーバーに着陸して、シアトルに着いたのは5時間遅れ。空港に迎えに来ている夫には連絡がつけられないし、不安な気持ちを話したいけどお隣さんに日本語は通じない。今日は横に夫、そしてシアトル上空は快晴!
着陸態勢に入ると眼下に雄大な山々が見えてきました。世界遺産にも登録されているオリンピック連山のすばらしさに感動。なんだか楽しくなりそうな予感。
空港にはKご夫妻が迎えに来てくれていました。
   
ご夫妻(Mさん、Rちゃん)は夫の友達で、シアトル近郊のイサクア(Issaquah)という緑の多い町に住んで4年になるそうです。初対面の私、遠慮のない夫をこころよく迎えてくれました。おふたりが知り合ったきっかけを聞いてみると、高校の吹奏楽部の先輩と後輩だとか。あら、うちと一緒だ。笑
夜はSeattle丼を食べました。まいうー。
 9.7 Tue Mount Rainier National Park
マウントレーニア(標高4,392m)のトレイルを歩くのが今回の旅のメインイベント。いろいろ試して自分の足に本当に合う靴を探したのも今日のため。空模様を心配して予備日もとってありましたがとてもいい天気。

 


森永乳業のマウントレーニアのカフェラテ、いちどは飲んだことありますよね。この緑色のマークがレーニア山なんだそうです。
横はセブンイレブンで期間限定で売っているタリーズ(こちらもシアトル系コーヒーチェーン)のラテです。
   
サンライズというアクセスポイント(1,950m)から歩き始めました。かわいいリスやそれより少し大きいマーモットという動物が時々顔を見せます。人間を見ても怖がる様子もなく、なにか食べるものちょうだいというような顔でこちらを見ています。

ゴロゴロの石が積まれた斜面を見つつ、前から来る人とすれ違うのがやっとの細い道をゼイゼイしながら進みます。

   
5kmほど歩いてMount Fremont Lookout(2,189m)の、古くてこのまま山の斜面に転がっていきそうな見晴らし小屋 に着きました。私は怖くてさっさと下りてきたのですが、こうして写真を見るといつまでも残ってて欲しいいでたちですね。

石の上に腰をおろし、Rちゃんがリュックにしのばせてきてくれたチョコレートをいただきました。やっぱり山歩きにチョコは必須だね。

車を停めたところまで無事戻り(マラソンだと完走って言うよね。歩きはなんて言うんだろう)近くの広場でサンドウィッチのランチ。Rちゃんが準備してくれた具を自分ではさんでいただきました。街を歩いてどこかのお店でごはん、が定番の私たちには、自然を楽しむ貴重な体験でした。
 9.8 Wed  
この日の朝ごはんはコーンミールマフィン。ぷちぷち面白い食感が気に入ったので、コーンミールを買い求めてきました。

きょうはシアトル観光です。

 Fremont  
シアトルダウンタウンの北にあるフリーモントは、若者やアーティストに人気のあるエリアで、ファンキーなバーや個性的な古着屋、雑貨屋などが集まっているそう。写真はオーロラ橋の下にある、フィンランドの神話に出てくる精霊トロール。とても不気味でした。
 Chittenden Locks&Fish Ladder
ワシントン湖(淡水)とピュージェット湾(海水)を結ぶワシントン湖シップ運河の海側の入り口に造られたチッテンデン水門。淡水の水位を一定に保ちワシントン湖の浮き橋やフローティング ホームなどの施設を守るため、二つの水門を使い水位の調節をしています。それにしても立派なボートが多い!シアトルはアメリカ国内でボート所有率が一番高いらしいです。
 University of Washington  
日本人留学生も多いワシントン大学。広いキャンパスには趣の異なる建物がいくつも並んで、見て歩くのに一日はかかりそう。この写真は中央の広場前の、いくつかあるホールのうちの一つだったと思いますが、柱にはそれぞれ人の彫刻が施されているのがすばらしかったです。
 1st Starbucks Coffee  
シアトルのダウンタウンへ来ました。1世紀の歴史を持つパイクプレイスマーケット。まずはこちら。

彼らを撮りたかったわけじゃないんです。スターバックス1号店(左にあるのがそう)がお目当てだったんですけど、どうも勘違いしたらしく立ち止まってしまったのでパチリ。アメリカの大統領選は予備選挙から始まって党集会、本選挙まであって、大統領が決まるまで本当に長いですね。スタバではアイスラテを。

 Pike place Market  
1907年、漁師が魚を売る場所を提供することで始まったこの市場は、今も続いてるものとしては全米最古。いろんなものを売っていますが、印象に残ったのは、魚介類・野菜・花。台にのった大きな魚(あんこう?)がビクっと動くたび心臓が止まりそうでした。白玉だんごのような形の桃を買いました。
 Smith Tower  
パイクプレイスマーケットから歩いてパイオニアスクエアへ。1890年代のレンガや石造りのビルが、絵画や彫刻、ガラス細工などのギャラリー、ブティックなどの商業施設として今も残っています。その中のひとつの本屋さんに入りましたが、ひとつのフロアの中にも少し高くなってる板張りのスペースがあったりふるい木の階段がついていたり、空間も楽しめる本屋さんで、あっちを見たりこっちへ行ったりグルグルしてしまいました。
写真は1914年に建てられた42階建てのスミスタワー。

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