イスタンブール旧市街のガラタ橋の袂にある、一際目を引く立派なモスクがイェニ・ジャーミィです。天に突き刺さるように真っ直ぐ伸びるミナーレとドーム状の屋根の美しい建築が特徴のこのモスクは、旧市街のエミノニュ地区のみならずイスタンブール歴史地区を代表するモスクです。
「イェニ・ジャーミィ(Yeni Cami)」つまり「新しいモスク」は、当初は「ヴァリデ・スルタン・ジャーミィ(Valide Sultan Camii)」つまり「母后のモスク」として建設が始められましたが、その複雑な歴史の中で「イェニ・ヴァリデ・スルタン・ジャーミィ(Yeni
Valide Sultan Camii)」「新・母后のモスク」として完成し、現在では「イェニ・ジャーミィ」と呼び親しまれています。
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