トプカピ宮殿



15世紀中頃から19世紀中頃までオスマントルコ帝国の君主が居住した宮殿。イスタンブール旧市街のある半島の先端で三方に金角湾、マルマラ海,、ボスポラス海峡が見渡せる丘の上に位置し絶好の眺望です。およそ300年もの間、常時800人の料理人が働いていた宮殿の厨房は、今日、中国や日本の見事な陶磁器が展示されている。10,700点の貴重な陶磁器を以って北京、ドレスデンに次ぐ世界第三のコレクションと言われている。
(展示物は撮影禁止(とはいうものの皆撮影していた)のため絵葉書を購入)

絵葉書解説

<スプーンダイヤモンド>トプカピ宮殿博物館の展示物の中でも一番高価な展示物
現在のカット済みの状態で86.0ct。このダイヤモンドには数々の伝説が伝わるが、ゴミの中からダイヤの原石を拾ったスプーン屋がその価値が分からず、市場で3本のスプーンと交換したことからこの名が付いたといわれている。

<トプカピの剣>トプカプ宮殿のシンボルであるトプカブの短剣は、1741年にマフムートI 世 Mahmud Iが造らせ、ペルシャのナディール・シャー Nadir Shah にプレゼントしたもの。その後ペルシャとの関係が悪化し、返還された。直径30〜40mm の3個の楕円形のエメラルドが柄の片面につけられている。

<ムスタファ3世の鎧>豪華な金の装飾を施した揺りかごは、皇太子 the Crown Prince として生まれた新生児用に使われた。厚く金メッキされた銀板でコーティングされた木製で、外側にエメラルド、ルビー、ダイヤモンドなど約2000個の宝石が嵌め込まれている。

<ミニアチュール>1720年、オスマン・トルコの第23代スルタン・アフメト3世(1673-1763)が4人の王子たちの割礼の儀式を祝って催した祝典の模様を描いたもの。トプカピ宮殿内割礼の間の前で祝儀の金貨をまいているところ。


 

   
   


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