テオドシウスの城壁


テオドシウスの城壁は、ビザンツ帝国の首都コンスタンティノープル(現在のトルコ・イスタンブール)を1,000年以上守り続けた大城壁です。それ以前に存在したコンスタンティヌスの城壁より西側に、都市を拡張するかたちでビザンツ皇帝テオドシウス2世が5世紀はじめに建設しました。
北・東・南の3方を海に囲まれた半島の先端という地理的優位性に加え、西方の内陸側に強固な城壁を築いたことにより、コンスタンティノープルは難攻不落の都市として長きにわたり繁栄しました。ちなみに、金角湾とマルマラ海の海岸も強固な城壁に取り囲まれていました。
鉄壁を誇ったコンスタンティノープルですが、1453年にオスマン帝国によって遂に陥落してしまいました。ただし、テオドシウスの城壁が崩壊したわけではなく、城門の鍵の閉め忘れによってオスマン帝国軍の侵入を許してしまったといわれています。

<プレートの翻訳(グーグル翻訳)>ファティヒンの軍隊は1453年5月29日火曜日、この付近を突破してイスタンブールに入城した。


 

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