オスマントルコ軍楽隊



「メフテル Mehter」は、トルコ(オスマン帝国)の伝統的な軍楽。「オスマン軍楽」、「トルコ軍楽」とも呼ばれる。
オスマン帝国は幾度となく中央ヨーロッパへ進軍し、その際に軍楽隊メフテルハーネを随行させた。特にオーストリアの首都ウィーンを大軍で包囲した二度の「ウィーン包囲」はヨーロッパの音楽家らに大きな影響を与えた。トルコ軍楽メフテルに影響を受けたクラシック音楽の作品としては、ベートーヴェンやモーツァルトが作曲した『トルコ行進曲』が特に有名。
「Ceddin Deden(祖父も父も)」:NHKドラマ「阿修羅のごとく」やビートたけし主演の中外製薬「グロンサン」CMで使用され、日本で最もよく知られたメフテル楽曲。マカーム・ヒュセイニー。ウスール・ソフィヤン(4拍子系統のリズム・パターン)。イスマイル・ハック・ベイ(1865年 - 1927年)作曲。



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