トルコ中央部高原地帯にあるフリュギアの王都跡。首都アンカラの南西約 94km,サカリヤ川付近に位置する。 1950年より,R.S.ヤングらがこの遺跡と周辺の古墳群を発掘し,エスキシェヒール近郊のミダス・シェヒルとともに文献以外にあまり知られることのなかったフリュギアの歴史と文化の解明に貢献した。東方遠征を行ったアレクサンドロス3世(=アレキサンダー大王)もこの都市に立ち寄り、いわゆる「ゴルディオンの結び目」の伝説(ゴルディアスの結び目を成したフリギア王国の国王ゴルディアスは、「この結び目を解くことができたものこそ、このアジアの王になる」と予言したと伝えられています。そのためさまざまな人が結び目を解くことに挑戦しましたが、誰一人としてその結び目を解くことはできませんでした。それから数百年後、フリギア王国を訪れたアレクサンドロス3世は、この結び目を解くことに挑戦しましたが解くことはできませんでした。そこでアレクサンドロス3世は、剣で結び目を一刀両断に断ち切ってしまったのです。)を残した。訪問時(2023年6月)世界遺産申請中とのことでした。 |