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「◎サンタ・マリア大聖堂」(Catedral de Santa Maria)
街の一番高いところには、サンタ・マリア大聖堂、別名旧大聖堂がそびえています。壮大なゴシック様式の寺院で、13世紀に建設が開始されたものの次の世紀いっぱい工事が続けられました。その後、街の拡大に伴って何度か改修が行われました。1496年には参事会教会となり、1861年にはついに大聖堂に格上げされました。歴史芸術モニュメントに指定されているこの建物はその垂直性が特徴で、平面図ではラテン十字の形をしており、その上を交差ヴォールトの天井と回廊が覆っています。外観で際立つのは出入口(ポータル)にある14世紀の記念碑的な彫刻で、中でも聖母に捧げられている中央ポータル、サン・ヒルの左のポータル、最後の審判と使徒サンティアゴを表す右のポータルが群を抜いています。
<写真上>プロジェクション・マッピングで16世紀当時の色彩を再現したもの。
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