サン・セバスチャン大聖堂



サン・セバスティアン大聖堂(Catedral de San Sebastián)
正式名称は善き羊飼いの大聖堂( Catedral del Buen Pastor de San Sebastián)

1881年にはサン・セバスティアン教区が設立された。スペイン王室はサン・セバスティアンを夏の首都としていたが、1888年9月29日にはスペイン王妃マリア・クリスティーナらの列席の元で礎石の敷設が行われた。式典の議事録にはまだ2歳4か月だったアルフォンソ13世の署名がなされたが、これはアルフォンソ13世が公式文書に初めて行った署名である。建設の指揮はホセ・イグナシオ・ムニーリャ・アギーレが執った。大聖堂は9年後の1897年7月30日に奉献され、やはりマリア・クリスティーナやアルフォンソ13世が列席した。尖塔は1899年に完成している。


     

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