スペイン ローマ橋@コルドバ



古代ローマ時代に築かれた「ローマ橋」は、グアダルキビル川にかかる橋で全長247m、幅9m。各地にダムができるまでは、今よりもずっと水量が豊富だったため、橋脚は洪水時の激流に耐えられるよう、石組みで流線形になっています。川のたもとには、朽ちた粉挽き用水車が残っていますが、最も城壁側にある水車は、後述する「アルカサル」の庭園に水を引くためのものでした。ローマ橋のたもとに建つ「カラオーラの塔」は、元は要塞としての機能を持つ門でしたが、現在は歴史博物館として公開されています。


   

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