<ヨーロッパ100名城>
グアダルキビル河畔に建つアルカサルは、イスラム建築の影響を残しながらも、建設されたのはキリスト教徒の王の治世下に入ってからのこと。レコンキスタでコルドバを攻略したカスティーリャ王アルフォンソ11世によって、イスラム王の宮殿の跡地に、14世紀に建設されました。アルフォンソ11世の時代以降も、キリスト教徒の王族の住居として使われたために、「キリスト教徒の王たちのアルカサル」(Alcázar de los Reyes Cristianos)とも呼ばれます。ここはコロンブスが新大陸発見の航海に行くのに、資金援助を頼みに王様に謁見した場所でもあります。
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