アルハンブラ宮殿は、キリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)によって覇権を奪われていったイスラムの王国が、丘の上に築いた宮殿です。イスラム最後の砦となったアルハンブラ宮殿は1492年キリスト教従軍に無血開城されました。 アルハンブラ宮殿は、スペイン・イスラム芸術の粋を集めた最高傑作のひとつでもあり、「イスラム建築の華」とも称されます。宮殿内部のアラベスク模様や、天井の鍾乳石による装飾などは、まさに絢爛で、見ごたえがあります。宮殿内ではライオンの中庭が有名です。 写真上は「アラヤネスの中庭」