聖マリア教会(Church of the Assumption of the Virgin)
美しい湖の中心に位置している島の上にそびえる赤みがかかった15世紀に建てられた教会、聖マリア教会です。この教会では頻繁に結婚式が挙げられており、伝承では教会にあがる99段の階段を新郎が新婦を抱えて登りきれたら夫婦の願いが叶うそうです。
この教会が建てられる前、この場所にはスラブ系民族に伝わる愛と繁殖の女神「ジヴァ」の聖地があったと伝えられている。
この島には20人ほどが乗れる「プレトナ」(木製という意味)と呼ばれる小さなボートで渡ることができる。湖畔から島まではわずか10分。船頭はマリアテレジアの時代から世襲制で、ムリノ村出身の男性のみ漕ぎ手となることが出来る。透明度を保つため、モーターボートの使用は禁止されているそうだ。
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