文化科学宮殿展望台@ワルシャワ



文化科学宮殿 (Palace of Culture and Science)展望台AM1000、20PLN

ソビエト社会主義共和国連邦の第2代最高指導者ヨシフ・スターリンがポーランドに寄贈した宮殿。
社会主義の発展と革命の達成を摩天楼で表現し労働者を鼓舞することを目的としたスターリン様式の建物。現在は劇場・映画館・博物館・大学・飲食店・オフィスが集まる複合施設として使用されています。全長237メートル地上44階地下2階建てのポーランドで最も高いタワー。部屋の数は3288室もあるという。地上114メートルに位置する30階のテラスからはワルシャワの街並みが360度見渡せます。

低層階はコンクリートとレンガがメイン。高層階は軽量化と建設時間短縮のためスチールをメインに作られています。2000年には42階部分に直径6.3メートルの大きな時計が付けられました。第二次世界大戦後にソ連の衛星国として占領下に置かれたポーランド。隠し切れない異様な佇まいが冷戦時代の暗い歴史を物語る建築です。


   

目次へもどる

直線上に配置