【世界遺産】アウシュヴィッツ-ビルケナウ、ナチスドイツの強制絶滅収容所
[1940-1945]
(Miejsce Pamieci i Muzeum Auschwitz II-Birkenau (Memorial and Museum Auschwitz
II-Birkenau))
ポーランド南部のクラクフ西部約70kmのオシビエンチムにある、第二次世界大戦中にナチスドイツがユダヤ人やポーランド人などを捕虜として強制収容した施設。強制労働やガス室での処刑など、ここで虐殺されたユダヤ人は400万人以上にものぼるといわれている。「ARBEIT
MACHT FREI(働けば自由になる)」との言葉が収容所の門に掲げられているのが、アウシュビッツ第一強制収容所。現在は博物館として、収容者から没収した靴や衣服、ガス室などを展示している。二度と過ちを犯さないように平和への祈りを込め、「負の世界遺産」として1979年に登録された。ビルケナウ収容所はそこから約2kmほど離れた場所にある。
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