ウィントフック市内観光(Windhoek)
ナミビアの首都。同国のほぼ中央に位置し、標高1655メートルの高地に存在する。
1885年にドイツ帝国軍がこの地域を占領し、1892年よりドイツ領南西アフリカの首都となった。ナミビアの商業、工業の中心地である。市街は小さく、周囲は砂漠に囲まれており、降水量は少ない。教会や図書館、美術館などが整備され、中世ドイツ風の建物が現存し、清潔できれいな街並みとなっている。
写真上は独立博物館。
写真中段:ナミビアの「建国の父」で、南アフリカからの独立運動を率いたサム・ヌヨマ元大統領が、訪問日(2025年2月13日)の数日前(2月8日)、95歳で亡くなった。ナミビアは2月10日から国喪期間に入っており、ヌヨマ氏の遺体は、3月1日に首都の英雄墓地に国葬される。(写真はウィントフック空港に備えられていた祭壇)
○クリスチャン教会(Christuskirche):写真下段
ウィントフック・キリスト教会は、ナミビアの首都ウィントフックにある、ルーテル派の教会である。1907年に礎石がおかれ、1910年に竣工した。設計したのは、ドイツ人のゴットリーブ・レデッカー(1871-1945)という人物だ。彼の父親が1867年に南西アフリカにやって来て、ゴットリーブはこの地で生まれた。11才の時に母親を亡くし、ドイツに渡って工学を学んだ。南西アフリカに戻ってからは建築家として活躍し、ウィントフックの国会議事堂やキリスト教会などを設計した。
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