モロッコ フェズ旧市街



モロッコ中北部のなだらかな起伏の丘に、9世紀初頭に開かれたイスラム王朝の古い都フェズ。フェズ・エル・バリと呼ばれる旧市街(メディナ)には建物がひしめき、人がすれ違うのがやっとの狭い路地が無秩序に延びています。常に外敵の侵略にさらされてきた地中海沿岸地域では、周囲に堅固な城壁を巡らせ、内部を複雑な構造にした都市が発達しました。中でもフェズ旧市街は巨大迷路のような複雑さで、「世界一の迷宮都市」と形容されるほどです。
メディナ(旧市街)の一角がまるでパレットのように染め上げられたなめし革職人の作業場「タンネリ Tanneries」。屋上からなめし革工場全体を見渡すことができ、伝統的な方法で作られる製造工程を見学できます。


 
 タンネリ


   
 フエズ王宮  ブージュルド門

   
ブー・イナニワ・マドラサ   カラウィン・モスク


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