セノーテ(cenote)とは地表にできる陥没穴で自然が生み出す絶景です。神秘的な沼という感じですが、潜ってみると、その透明度の高さに人々は驚かされるでしょう。何百万年もの時間をかけて、雨水が徐々に石灰岩を侵食することで、地下に巨大な洞窟群が形成されました。そして、その水いっぱい洞穴の屋根が崩壊することでセノーテが生まれるのですが、その透明度の高さに訪れる人々は驚かされるというわけです。カリブ海の世界的リゾート地カンクンがありますメキシコのユカタン半島には、推定7000ものセノーテがあるといわれています。 セノーテの魅力は、深い美しい青の水中世界です。ひとりセノーテに潜っていると、あまりの美しさ、神秘的な世界に日常を忘れてぼーーっとしてしまい、人生などどうでもよく感じてしまいます。少しの怖さも覚えるくらいです。総じて水はやや冷たいですが、海と違って水が綺麗で澄んでいるので体のベタつきが気にならず快適なのも魅力です。 セノーテはマヤの言葉で聖なる泉という意味からきており、非常に神聖なものであったようです。メキシコ人に限らず外国人観光客は軒並み、メキシコのカリブ海の美しいセノーテを訪れその感動の絶景に心を躍らせます。水泳・シュノーケリング・ダイビング・日光浴という単にリラックスの道具としてだけでなく、古代マヤ文明とのコネクションを感じられることも大きな人気の一因なのかもしれません。 |