ヴィッラ・ルーフォロ



ヴィッラ・ルーフォロ(Villa Rufolo)
今ではラヴェッロは「音楽の街(CITTÀ DELLA MUSICA)」ともいわれ、美しい景観と音楽祭で有名になっています。音楽祭のメイン会場となるのが、ラヴェッロにある「ヴィッラ・ルーフォロ(Villa Rufolo)」。
1280年にルーフォロ一族の邸宅(=ヴィッラ)として建てられ、アラブ様式とビザンチン様式が混ざった独特の様式が見所です。音楽祭の特設ステージが設置されるテラス部分は、季節の花々で彩られています。このテラスからはティレニア海を一望できるパノラマが広がっており、夏には青い空と海を背景に、色とりどりの花が咲き、蝶が舞うといった色彩豊かで美しい景色を望むことができます。
作曲家ワグナーは「ヴィッラ・ルーフォロ」の庭園や景色に着想を得、オペラ「パルジファル・第二幕・クリングゾールの魔法の園」を完成させました。庭園内ではワグナーの曲がBGMとしてゆったりと流れています。


 

目次へもどる

直線上に配置