ツアー中の食事(北イタリア)



写真上はツアー最終日、ミラノの夕食「ピッツア ペスカトーレ

パルマ名産の生ハム「プロシュット・ディ・パルマ」(写真2段目中央)
パルマ名産の生ハムは「プロシュット・ディ・パルマ」で、別名「パルマハム」とも呼ばれます。イタリアの法律で定められた厳しい産地指定の元で製造されており、控えめな塩気とまろやかな味わいが特徴です。
紀元前2世紀には既に、古代ローマの政治家、大カトーの著書「De Agricoltura(農業論)」において、パルマ周辺で作られる風で熟成されたハムの香りについて記されています。プロシュットの語源がラテン語の『prae exsuctus(よく乾いた)』が由来だと言われていることも、そのルーツの古さを表しています。

パルメザンチーズのリゾット(parmigiano reggiano)(写真2段目右)
名称は地名(パルマとレッジョ)に由来する。パルマ県、レッジョ・エミリア県、モデナ県などのエミリア・ロマーニャ州およびロンバルディア州の一部で作られ[2]、DOPの認定を受けたものだけが刻印を押されて「パルミジャーノ・レッジャーノ」を名乗ることができ、認定を受けられなかったものは側面に×印をうたれてしまう.パルメザンチーズは、イタリア語の「パルミジャーノ・レッジャーノ」を英語名にしたものですが、実は両者は異なる種類のチーズです。パルメザンチーズは産地に明確な定義がなく、一般的には粉チーズの総称として使われています。

タリアテッレ(Tagliatelle):ボローニャ名産ボロネーゼソースのパスタ
(写真4段目左)

イタリア北部にて用いられるパスタの一種。細長いリボン状で厚さ1ミリメートル、幅は8ミリメートルほど。イタリア語で「切る」を意味する tagliare の派生語である。ボローニャではミートソースであえるのが定番。
※ボロネーゼとミートソースの違いについて
①使用する肉の違い:ボロネーゼは粗く挽いた牛肉を、パンチェッタや香味野菜などとともに煮込んで作ります。しかしミートソースでは細かく挽いた合い挽き肉を使い、パンチェッタは使用しません。
②味付けの違い:ボロネーゼは赤ワインやブイヨンなどを加えて、奥深い味わいに仕上げます。トマトケチャップやウスターソース、砂糖を加えて作るミートソースは、甘みが特徴です。
③パスタの違い:ボロネーゼは平打ち麺のタリアテッレを使用。ミートソースは細長いパスタにかける点でも違いが見られます。
④仕上がりの違い:ボロネーゼは濃厚な仕上がりに、ミートソースは甘みのある仕上がりに。ボロネーゼは肉のうまみを感じる濃厚な味わいがあるため、食べごたえを求める方におすすめです。一方ミートソースは、トマトのフレッシュな酸味や甘みを楽しめます。

ジェノベーゼ・パスタ(genovese)(写真4段目中央)

ジェノベーゼパスタとは、バジルや松の実、ニンニク、オリーブオイルなどをペースト状にしたソースで和えたパスタ料理です。イタリアでは「ペスト・アッラ・ジェノヴェーゼ(pesto alla genovese、pesto、pesto genovese)」と呼び、は、イタリア・リグーリア地方起源とする調味料の一種である。主な材料はバジリコ(Ocymum basilicum。ジェノヴァ方言でu' baxeicou)である。
ペストはバジリコやチーズ、松の実等を粉砕しオリーブ・オイルを加えて塩気を整えた、オイルソースの一種である。Pestoの語は本来「砕いたもの」を意味するイタリア語で、材料をすべて顆粒状に粉砕することに由来する。ペストの最初の調理法は9世紀にまで遡るとされる。伝統的に、ジェノヴァのプラー地区で栽培されたバジリコの葉を使用したものが最高品質のペストとされている。
ジェノベーゼの起源は1800年代です。当時ニンニクをたっぷり使用したソースがあり、その派生としてジェノベーゼが生まれたといわれています。船員が海で仕事をしているときもきちんと栄養を摂取できるよう、ニンニクが使われるソースが愛されていました。


     
PERONI モレッティ BECK’S
     
     
     
     
     
     

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