リアルト橋(Ponte di Rialto)
カナルグランデ(大運河)に架かる4つの橋(リアルト橋、スカルツィ橋、アッカデミア橋、コスティトゥツィオーネ橋)の中で最も有名な橋が「リアルト橋
Ponte di Rialto」です。初期のころは木製の跳ね橋でしたが耐久性などに問題があり、1557年設計案を一般公募し、ミケランジェロを差し置いてアントニオ・ダ・ポンテの設計が採用され、石造りの橋が完成しました。
橋の下を船が通れるように造られた長さ48m、幅22m、水面からの高さ7.5mの太鼓橋で、橋の上にはアーケードが造られ、商店があるほど大きなものです。そのため「白い巨象」とも呼ばれています。1987年「ベネチアとその潟」として世界遺産にも登録されました。
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