サン・ロッコ大信徒会



サン・ロッコ大信徒会(Scuola Grande di San Rocco)

16世紀初頭にバルトロメオ・ボンによって建設が始められ、その後コドゥッシが引き継ぎ、16世紀半ばに完成した。信徒の1人だったティントレットが描いた67点に及ぶ絵画がみどころだ。なかでも大広間の『羊飼いの礼拝』、接客の間の『キリストの磔刑』などが有名。サン・ロッコ教会(Chiesa di San Rocco)も隣。こちらは入場無料。ペストを救済する聖ロッコを祭る教会。ロッコは特にベネチアで厚く信仰され、1520年にはその聖遺体が教会に納められることになった。堂内では、『教皇に謁見する聖ロッコ』『荒野の聖ロッコ』などティントレットの作品を鑑賞できる。


   


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