涙の聖母教会（Basilica Santuario Madonna delle Lacrime）

今から約60年ほど前の1953年8月29日、小さな聖母マリアの石膏像の目と心臓から涙が零れ落ちました。その後、約3日間続いて涙の痕が見られたため、この辺りでは大騒ぎとなりました。この石膏像は普通の民家に保存されていた為、この事件の後本当に多くの人々がこのマリア像を一目見たい、奇跡を拝みたいと集まってきました。涙は、その後も時折溢れ出していたのです。
その後、この聖母像は研究者の団体によって正式に調査され、本物の人間の涙であることが証明されたのです！その翌年から、司教達の要望により聖所の建設が開始されることとなりました。今現在ある、不思議なドーム型の教会は1990年に完成しました。