バルベリーニ広場 (Piazza del Barbarize)
広場の名称は、すぐ南にあるバルベリーニ家の宮殿、パラッツォ・バルベリーニに由来する。そこはかつてはスフォルツァ家の所有地であり、この広場も1625年ごろからはスフォルツァ広場と呼ばれていた。さらにその前、16世紀中ごろには“piazza
Grimana”と呼ばれていたらしく、その痕跡はvia degli Avignonesi街に残るプレートに見られる[4]。なお、パラッツォ・バルベリーニは1633年ごろに完成している。
ベルニーニ設計による2つの噴水がある広場。半身半魚の神トリトンが法螺貝を吹く「トリトーネの噴水」は広場中央、バルベリーニ家紋章のハチがあしらわれた「蜂の噴水」はヴェネト通りの入口にある。ちなみに噴水の本来の目的は馬を飲むことでした。
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