パンテオン神殿



パンテオン神殿(Pantheon)

ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの腹心アグリッパが紀元前25年に建設。
その後80年に火災で焼失しローマ帝国14代皇帝ハドリアヌスの指示により128年に再建されました。
パンテオン内部に入り、クーポラ(丸屋根の部屋)へたどり着いたときにまず驚くのが、天井の美しい模様と中心に大きく空いた穴でしょう。この穴はラテン語では「オクルス(oculus、目の意味)」と呼ばれ、「パンテオンの目」とも称される採光窓です。ドームに日ざしが入り込む光景は神秘的な感動を覚えてしまうほど。
クーポラの高さは、約43.2メートル。はるか先の天井にぽっかりと空く天窓は、「目」がこちらを見ているかのように感じられます。
パンテオンの見どころは、壮大な建築だけではありません。内部にはイタリア王国の初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世と、ルネサンス期の巨匠ラファエロが埋葬されているのです。ラファエロはパンテオンに埋葬されることを希望したというエピソードもあり、古代から現在に至るまで、人々を魅了し続けている施設と言えます。

<コメント>
4/25に訪問したときにはイタリア解放記念日の模様物をしていたこともあり、翌日朝一で訪問。8時半開場と思っていたら当日は9時開場でした。9時には100メートル以上の行列になっていました。


     


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