トレビの泉



トレビの泉(Fontana di Trevi)

ニコラサルビがデザインし、1762年に完成したバロック様式の大きな噴水。後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝えはあまりにも有名。2015年11月には、500日以上に渡る修復を終え、真っ白な大理石のもつ輝きを取り戻した。
トレビの泉にはコインの伝説以外にもめずらしい逸話が残されています。それは、かつてこの泉の水が石灰を含まずローマで一番おいしい水と言われ、汲みだして飲み水にされていた頃、女の子たちは戦に出かける恋人に離れている間の誠実さの証としてコップにこの水を汲んで飲ませ、その後そのコップを割って未来の幸福への願掛けをしていたそう。それがもとで今では泉の右側にある小さな水飲み場で恋人や夫婦で水を飲むと永遠に別れないと言われています。この水は別名L’acqua dell’amore(愛の水)と言われています。


 


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