サンルイジ・ディ・フランチェージ教会



サンルイジデイフランチェージ教会(Church of San Luigi dei Francesi)

サンルイージデイフランチェージ教会(San Luigi dei Francesi)は、「小バジリカ(Basilica Minor)」の称号をもつローマカトリック教会です。聖母マリアと伝道者聖ドニ、フランス王ルイ9世に捧げられたこの教会が、その名前が示す通りローマ在住フランス人の国民教会で、周辺にはパンテオン(Pantheon)が建つマルス広場やナヴォーナ広場(Piazza Navona)などのスポットがあります。
サンルイージデイフランチェージ教会は、898年に中世イスラム教徒による焼打ちにあったファルファ修道院(Abbazia di Farfa)からこの地へ避難してきた修道士たちによって、10世紀頃に建てられたサンタ・マリア教会(Iglesia de Santa Maia)を前身とするバロック建築で、1518年から1589年にかけて完成しました。
サンルイージデイフランチェージ教会でもっとも有名な見どころのひとつは、バロック絵画の巨匠として知られるミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(Michelangelo Merisi da Caravaggio)が、1599年から1600年にかけて聖マタイの生涯を描いた「聖マタイの召し出し」「聖マタイと天使」「聖マタイの殉教」からなる「聖マタイ3部作」です。

<コメント>
カラヴァッジョの出世作が見れるということで楽しみにしていた教会でしたが、同じ目的の大勢の観光客が絵画前に密集しガイドがいろいろと説明していました。近づいて鑑賞できる感じではなかったので少し離れたところから撮影。


     


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